あなたは、今自分がいる場所をはっきり「ここが自分の居場所」と思えますか?
私は結婚して今の市に引っ越してきて、ようやく「ここが自分の居場所」と思えるようになりました。
私がなんとなく感じる感覚として、
と思うことが多いのです。
スピリチュアル系の話っぽく聞こえるかもしれませんが、なんとなく「相性がいい地域」みたいな感じなのです。
もくじ
生きていく上で居心地の良さとは

職場とか土地とか、生きていく上で所属する中で、居心地のいい場所ってあるじゃないですか。
居心地の良さの基準、今考えてみたんですけど、
・そこにいる人との相性
・設備は整っているか
・そこで必要な活動が無理なくできるか
・そこに存在して自然体でいられるか
・情報が過不足なく入ってくるか
というのが私の中では重要かなと思います。
情報が入ってくる
私がこの地域に住み始めて、すごくこの土地と相性がいいかもしれないと実感したのは、上記リストの中の最後の
「情報が過不足なく入ってくるか」
の点が、実に満たされていると感じたからなのです。
たとえば、
・ちょっとこっちの方に散歩してみようと思って行ったらお祭りやってた
・近所の情報を教えてくれるお隣さんがいる
・近所で立ち話している人に突っ込んで行ったら同い年の子どもがいて色々教えてもらえた
・行こうと思ってる幼稚園の情報を聞けた
全部、運以外の何物でもない筋からの情報で、私が努力したからでも何でもなく、ただ「たまたま」その情報を得ることができただけなんです。
スピにかぶれてるわけではないんだけど、なんか「この地域に歓迎されている」と思ったんですよねぇ。
昔は居心地が悪いところで生きていた

私がこの「居心地の良さ」をとてもありがたく感じるのは、過去あまり居心地が良くない会社で働いていたからであります。
居心地が悪かった会社
私が30歳から34歳まで働いた会社、4年働いてもどこか部外者っぽさを感じていました。
30歳という年齢は、いわゆる「パートのおばさん」が多い工場系の職場では若い方に入ります。
誰も仲良くなれませんでした。
そもそも、職場自体、社員一人のパート一人か二人くらいしかいない部屋で、仲良くなれるはずもありません。
もちろん、情報源がないので、会社の情報が一切入ってこない。
お昼は一人で食べてたら誘ってくれたおばさんたちと一緒に食べていたのですが、そこで断片的に得る情報がすべてでした。
どこまでも孤独で、いつまで経っても疎外感。
まぁその時はお金もらえればいいかと割り切っていたので、それを気にしていたわけではないのですが、私の居場所という感じはなかったなと思いますね。
居心地が悪かった会社その2
その後に就職した会社は、仲良くなれる人はいました。
色んな情報に精通している人と仲良くなれたりもしたので、情報もしっかり入ってきました。
でもそこでは上司にいじめられ、クソ上司だったのでそれが原因でやめていく同僚パートがいっぱいいたり。
仲良くなれた人がどんどんやめていくのが悲しかったですね。
居心地のよさの条件である「人との相性」
これがうまくいかなかったために、この会社も居心地が悪かった。
居心地がいい夫との出会い
そして運良く夫と出会い、その会社は辞めたわけなのですが。
結婚してこの地域に引っ越してきて、上記居心地の良さの基準をすべて満たしてもらえました。
・そこにいる人との相性→夫との相性は最高。近所の人とも良好
・設備との相性→いい家を買ってもらった
・そこで必要な活動が無理なくできるか→便利な地域なので買い物もしやすい
・そこに存在して自然体でいられるか→全然無理しないで生きてる
・情報が過不足なく入ってくるか→なぜか運良く色んな情報が入ってくる
ほんとね、幸せになったなぁ…って。
私自身忘れ気味なんですけど、20代の頃統合失調症でどん底だったんですよ。
居心地が云々どころか、人との接触もなくただ家で寝てたんですよ…。
この地域の優しい人たち
この地域に歓迎されているという話をしましたが、私が心から思うのは、この辺の人たち本当に心に余裕があるなって人が多い。
娘と散歩していると、色んな人が声かけてくれますが、ほんと優しい。
娘をベビーカーに乗せようとしてるとさっとベビーカーを押さえてくれる人が現れたり、私や娘をめちゃくちゃ褒めてくれる人が現れたり。
私がぬれてるすべり台を拭いたティッシュを持てあましてたら、ランニングしながらゴミ拾いをしてる人が「捨てといてあげるよ」と言って持って行ってくれたり。
娘が行きたい方向に行ってくれなくて困ってたら、犬を連れた人が「ワンワンとあっち一緒に行こう!」と誘導してくれたり。
こういう人たちに出会う度、
って思うんですよ。
自分の居場所まとめ

というわけで、やっぱり「自分の居場所」は心地よくあってほしいよねという話でした。
もしかしたら、今、望まない場所で苦しい思いをしている人もいるかもしれません。
そういう人にとっては、不快な記事だったかもしれませんが、どこかで環境が変わる可能性はあるので強く生きていただけたらと思います。
私が自分の居心地の良さの基準を紹介したように、「自分はこうなれば居心地がいいかな」と形にしてみると、改善方法を模索できる可能性もあるかもしれません。
まぁ会社なんかはスパッと辞めてやれば…いや、ゲフンゲフン。
このご時世、余裕のない人が多いので、他人にきつく当たる人が多かったりするのがつらいところです。
結局居心地って、人との相性の占めるところがすごく大きいですよね。
日本が景気よくなってみんな優しくなれればいいのにな。
それではまた!

