最近は、会社の飲み会に行きたくない、という人が多いようです。
気持ちは分かります。
会社でしかつきあいのない人、特にクソみたいな上司と一緒に飲まなきゃいけないなんて苦痛ですよね。
飲み会を強制される文化はおかしいと私も思いますが、そう思いつつ私は、会社飲み会にも積極的に参加していたタイプ。
誰が相手であろうと、飲みに行くのは楽しかった私。
今日は、どうしても飲み会が苦手な人に、飲み会はこうやって楽しむものよ、という話をしたいと思います。
先に言っておきますが、これは「こうすれば楽しめるからやってみて」ではなく、こういう利用の仕方をしている人間もいるよという飲み会擁護記事です。
考え方次第ではうまく利用することもできるんだよということをお伝えします。
この記事で分かること
・会社飲み会のメリット
・友達作り飲み会のメリット
・飲みの席での些細な失敗は気にしなくていい
もくじ
会社飲み会のメリット3つ
特に会社飲み会などはそうですが、好きでもない人たちとの飲み会はイヤだと思う人は多いと思います。
私も大嫌いな上司が存在したので
と思ってはいましたが、部署の飲み会は行っていました。
仲のいいパートさんたちは「あのクソ上司と同席なんかしたくないんで」と言って不参加でしたが、私はそれでも行きました。
なぜなのか?それで何か楽しめたのか? という話からしますね。
他人を知れる
私は、会社で仕事してるだけでその人の人間性を知ることができるとは思いませんでした。
なぜかというと、私自身が「見た目くそ真面目だけど実は酒飲んだら明るくて楽しい人間」だからです。
なので、他の人ももしかしたらお酒の席では別人かも知れない。
と思うと、ちょっと行ってみたくなるのです。
会社では通りすがりに挨拶しかしないような人が、「マージさんいつもがんばってるなぁと思ってたよ」などと言ってくれたり、「実はあの人こういう人なんだよね」などと裏話を教えてくれたり。
「実はあの社員の奥さんはこの会社のパートで、他の社員の奥さんだったのに略奪愛で結婚した」
なんて話を聞かされたら、
と思いません?(実話)
自分も知ってもらえる
また、逆パターンもあります。
上に書いたとおり、私は見た目くそ真面目だけど実は酒飲んだら明るく楽しい人間なので、職場では本当の自分らしくふるまえなくて窮屈だったりします。
ちょっと冗談を言うと「え?この人がこんなことを言うの?」と空気が固まってしまったりね。
それが、お酒の席ではよくしゃべるので、多くの人が「イメージと違う」と思うみたいです。
そこで面白い人だなと思ってもらえると、仕事中でも仲良くしゃべれるようになります。
私はパートだったので、社員とくそ真面目そうなパートとの間なんて溝しかないのですが、飲み会後は互いにふんいきが柔らかくなってやりやすくなります。
仕事で接してる人から見たら私なんて、そんなにお酒飲むとは誰も思わないのでしょうね。
男性を紹介されたこともあった
そんな感じで楽しく飲んでいたら、一回、社員の一人に面白がられて、ちょっと紹介したい人がいるんだけど、という話になったこともありました。
私は婚活中であることを隠していなかったので、結婚したいって話を飲み会中にしたみたいです。
残念ながら、紹介してくれた男性とは紹介されたときの1回会っただけで終わりましたが、こういうチャンスも生まれるんだなと思いましたね。
友達作り飲み会のメリット3つ
ここまで、会社飲み会について語ってきましたが、私がこのように会社飲み会で堂々と振る舞えるようになったのは、それまでにたくさんの飲み会に参加してきたからでした。
その飲み会というのは、とあるSNSで見つけた友達作りが目的のサークルでの飲み会。
そこに参加するまでの私は、友達と会うのは年1回あるかないか。
何を楽しみに生きているのか分からないような人生でした。
参加させてもらうようになって、人として成長したような気がします。
飲み会はコミュ力の修行
初めてそのサークルに参加したとき、私はほとんどしゃべれませんでした。
当然ですよね。
年1回くらいしか人と会わない人間が、初対面の人との飲み会でいきなりしゃべれるはずがありません。
そもそも私は、統合失調症からのひきこもりにより、コミュニケーション能力が地を這っていました。
初回の飲み会の後、私は脳内反省会をして、あまりにふがいなくてもう一度行く気力がなくなってしまいました。
でも、このままではずっと何も変わらないと思い、もう一度行ってみたのです。
そしたら、少し話せるようになっていました。
2回目だったので、サークル管理人の女の子が、前回よりフレンドリーだったのもあったと思います。
私も、知った顔があるという安心感から、心を開けるようになりました。
そうなると楽しくなって、3回、4回と参加するようになり、その都度初対面の人もいますが、うまくしゃべれるようになっていきました。
場数を踏むのもとても大事だと思いました。
飲みの席での失敗はつきもの
何度も行くようになると、しゃべる自信がついてくるのもありましたが、他の人のことも見えてくるようになってきます。
私は毎回、飲み会後に脳内反省会をしていましたが、私が気にしているような失敗は、他の人も同じようにやっているということに気づくようになりました。
人に対して失礼なことを言ってしまったり、酔っ払って動作が大きくなってコップを倒したり、ちょっと事実とは違うことを言ってしまったり、というようなことを、他の人もたくさんやっていました。
そういう他人の失敗を見ても、私は全然気にしていなかったし、もし自分がやらかしていても他の人は全然気にしていないということも、そこで分かりました。
と思うようになりました。
まぁ、酔っ払って行き倒れたり、トイレでないところで吐いたとかのレベルだったら気にするべきですが、幸い私はお酒が強くてその手の失敗はあり得なかったので。
何にも気にする必要のないことを気にしていたんだな、と気づいて、その後は本当に飲み会が楽しくなりましたね。
婚活仲間もできた
そうやって活動していると、同じように婚活している人と出会うこともあります。
というか、独身でそういうサークル飲み会に参加している人は出会いを求めていることが多いですね。
そうやって仲良くなると、互いに友達を連れてきて合コンしようとかいう話になったりして、どんどん出会いも増えていきます。
機会が増えると、コミュニケーション能力も自然と上がっていきます。
こういうことを言われたときはこう返せばいいんだな、というサンプルもたくさんできてくるので、飲み会のハードルはどんどん下がっていきます。
私はこういう感じで武者修行ができたので、
ってなることができたんですよ。
飲み会を楽しめると強い
こんな感じで、私は飲み会を楽しんでいました。
そもそも私がお酒強いので、それで助かっていた部分も多々あるので、参考にはならないかも知れません。
でも、私は飲み会には色々メリットがあると思います。
・人とのつながりが円滑になる
・おもいがけない話を聞ける
・色んな人がいることがわかる
・コミュニケーション能力の修行になる
・出会いが増える
一番大事なのは、参加したら楽しそうにしていることだと思います。
イヤな上司とはあまり近くにならないように、楽しもうという気持ちで参加すると、悪いことばかりでもないなと思えるかもしれません。
最近の論調を見てると「会社飲み会なんて百害あって一利なし!」という意見も見かけますが、楽しむ方向で行ってみるといいですよ。
もしかしたらクソ上司の弱点とか見えるかもしれないですしねwww
それではまた!

