2月20日、ネコが亡くなりました。
14歳でした。
気持ちを落ち着けたいので今週起こったことを記事にします。
そういう話は聞きたくない方は読まないことをおすすめします。
もくじ
去年8月から体調が悪かった
8月にこんなことがありました。

尿管結石による体調不良。
この後、ネコは3日に1回点滴をしなくてはならなくなり、やり方を教わって夫が自宅でやっていました。
2月17日 けいれんが起こる
今週月曜日、夫が出勤したあと、ふとんをあげようとしたけどネコが寝ていたので、夫の方の布団は敷きっぱなしにしていました。
しかし、そのときの寝方がびろーんと伸びた状態で、いつもと寝方が違うなと思っていました。
体調が悪そうだなぁ、と。
しばらく経ってから、もう一度様子を見ると、一定間隔を開けてピクンピクンと体がけいれんしていました。
動画を録って、夫に連絡。
夫はすぐ帰ってきました。
うちのネコは、夫の会社に住み着いていたネコを、夫が引き取ってきて飼うようになったので、会社では融通が利くようでした。
病院に連れて行くと、けいれんの原因は血糖値の下がりすぎだそうでした。
病院行ったら落ち着いたけど、しばらく様子を見たいというので、夫が仕事終わってから引き取りに行くことになり、預けて帰ってきました。
夜に引き取りに行くと、もう起き上がることは出来ませんでした。
寝そべったまま猛然とエサを食べました。
この日は夫と一緒に寝ました。
2月18日 動けないのに動きたがる
もう排泄もうまく出来なくなっていたネコ。
オムツは、ネコ用を用意していなかったので、娘のオムツに穴を開けて使用していました。
昼間は私が一人でネコを見なくてはなりません。
娘のオムツではダメらしく、おしっこが漏れてきてしまい、足がびしょびしょでした。
動けないのに動きたがって、私の膝に乗ろうとしてくるのでだっこするのですが、そのたびに床も私の服もおしっこまみれになってしまいました。
娘がいるので、おしっこを放置しておくわけにもいきません。
着替えたり、汚れた床を掃除したりしながら、娘の面倒を見なければならず、私は半日で疲労困憊でした。
この状態が続くのか…とちょっと絶望したりしていました。
ネコも膝に乗りたがるし、娘もネコがいようと私の膝に座ろうとしてきてなかなかに大変でした。
夜、夫がネコ用のオムツを買ってきました。
2月19日 おとなしくなった
ネコ用オムツのおかげで、おしっこ漏れが大分改善されました。
さらに、ネコは前日ほど動き回ろうとしませんでした。
3回ほどネコベッドから脱出したものの、体が動かないらしく、仰向けになったままズリズリ動く感じでした。
そう思いつつ、様子を見ていました。
2月19日夜 再びけいれん
夜、娘が寝入ってしばらくしてから、私も寝ようと準備をしていたとき、娘が急に泣き出しました。
激しい泣き方で、全然泣き止まない。
一旦寝かしつけをあきらめて、連れてリビングに行くと、夫が言いました。
私は、なんとなく思いました。
しばらく経ってもけいれんが治まらなかったけど、娘は落ち着いて眠りについたので、私は娘を連れて寝室へ行って一緒に寝ました。
2月20日 ネコは天に召されました
翌日、目を覚まし、まだ布団にいるときに夫が「起きた?」と寝室にやってきました。
そして言いました。
私は急いで見に行きました。
死後硬直が始まり、保冷剤で冷やされて冷たくなったネコがいました。
「お疲れ様」と言い、二人で少し泣きました。
夫は泣きながら、ネコトイレを片付けて床を掃除していました。
火葬、埋葬してくれるお寺へ
夫は一旦会社に行ったんですが、専務が以前ペットを亡くしたときにお世話になった、火葬埋葬してくれるお寺を教えてくれたとのことで、会社を抜け出して行くことになりました。
私も最期の挨拶がしたかったので一緒に行きました。
お寺は車で30分くらいのところにありました。
予約とかしなくても、その場で受け入れてくれるようでした。
最期の挨拶をして、お線香をあげ、必要書類に夫が記入しました。
他のペットと一緒に焼くのなら午後3時頃に焼くようで、それでお願いしました。
9900円でした。
夫は、今度日曜日にお参りに行こう、と言って、仕事に戻っていきました。
夫の独身時代の慰めだったネコ
ネコは、38歳まで一人暮らしだった夫をさみしさから救ってくれていました。
私が初めて夫の家に行ったとき、最初こそ逃げていきましたが、数時間後に手を伸ばすと、寄ってきてくれました。
とってもいい子で、8月に入院するまでは、人の食べ物に興味を示すことはなく、全然手がかからない子でした。
14歳だったので、もうそろそろだろうと思っていたものの、やはりちょっとショックです。
今日は、ふとしたときに「ああ、もういないんだな…」って思ってしまっています。
夫はもっとつらいでしょうね。
動物病院から花が

夫は昨日、お世話になった動物病院に、亡くなったことを報告してお世話になりましたと言ってきたようでした。
すると、今日、動物病院から花が贈られてきました。
なんか、しみじみ泣けてきてしまいました。
正直、医療費がかさんでいたのでほっとしたのも事実。
けいれんで病院行ったときに入院という選択肢もあったけど、私たちはお金がないのでもう入院はさせないと決めていました。
でも、そのおかげで夫が最期を看取ることができたので良かったのだと思う。
夫とネコ二人きりで、最期の時間を過ごせたので、きっと幸せに逝ったと思います。
ネコのチビへ
今までありがとう。
夫のことは私が幸せにするから、安心して休んでね。
バシバシ叩かれても我慢してくれてたくらい娘のことも好きだったと思うけど、娘もしっかり育てるからね。
天国から見守っていてね。
さようなら。

