「私はお菓子作り苦手」という人は多いですが、そういう人の中には「1回作ってみて失敗したから」という人も多いです。
そういう人に私が言えることと言えば。
ということです。
そんな、私のお菓子作り失敗の歴史についてお話ししますね。
お菓子作り失敗の歴史 7選
プリンが油まみれ

以前この記事に書いたのですが、初期の頃プリンに失敗しました。

金属型に油を塗るのにハケがなく、またティッシュに染みこませて塗るという簡単なことにすら気付かずに、油を注ぎ込んだだけの型で作ってしまって失敗したというやつです。
今考えると本当にアホですね。
全然固まりませんでした。
現在は、プリン型に油を塗らなくて済む耐熱ガラス型で作っているので同じ失敗はしません。
上の写真はこの型で作ったプリン。
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やっぱりプリンは小さい方が…ならこっち。
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スポンジケーキの分量が…?

初期の頃のスポンジケーキは、ほぼ毎回失敗していました。
というのも、うちにあったスポンジケーキのレシピは、母がケーキを作りたくて買ったオーブンレンジについてきたレシピ本でした。
しかしそのレシピ本は、ケーキ型が18センチを指定していたので、母が買った21センチ型には合わず、母が適当に分量を増やしたものだったのです。
最初は母のメモの通りに焼いていたところ、焼き上がりが盛大につぶれていました。
しばらく経って私がケーキ作りに詳しくなってきたときにそのレシピを見返すと、卵の量に対して薄力粉の量が少なすぎました。
例えば、卵4個と書いてあるところを6個に増やしてあり、他の砂糖やらバターやらもちょっと増やしてあるのに、何故か薄力粉だけ18センチ型と同じ分量だったのです。
それに気付いて分量を自分で計算して直してからは失敗はなくなりました。
スポンジケーキ 焼き縮み
また、スポンジケーキは焼き上がったときに型ごと落とすと焼き縮みを防げるのですが、それも初期の頃は知りませんでした。
焼き縮みというのは、焼き上がったスポンジには内部にガスが溜まっているのですが、それを放置すると膨張していたガスが収縮してしまうために、スポンジケーキがしぼんでしまうことを言います。
それを防ぐために、型ごと20センチくらいの高さから落とすという手順が必要になります。

この記事にコツの一つとして書いてあります。
前述の母の持ってたレシピ本には焼き縮みを防ぐ方法など書いてありませんでした。
このコツを知ったのは、相当後になってから、他の本のレシピを見たときでした。
またバターの混ぜ込み方も、先に生地を少量混ぜるというのも知りませんでした。
書いてある本と書いてない本があるのも、ケーキ作りに失敗しやすい原因であるように思います。
強力粉と薄力粉間違い…
なんと、薄力粉と間違えて強力粉でスポンジケーキ作ったこともあります。
お菓子作りで使う小麦粉というのは、ほぼ薄力粉です。
強力粉を使うのはパイなどごく一部です。
私もよく分かっていたつもりだったのですが、見間違えてしまいました。
出来たスポンジは、細かい穴だらけのゴワゴワしたおいしくないものでした。食べたけど。
私は何故か、人にプレゼントしようとか、客が来るから作っておこうと思ったときなどに高確率で失敗します。
強力粉を使ってスポンジケーキを作ったときは、遊びに来る伯母が誕生日だったので作ったんですが、焼いてる途中で使った小麦粉が強力粉だったことに気付きました。
お菓子作りをする際は、心を落ち着けていないと、ちょっとした手順を間違えてしまうみたいでした。
パウンドケーキの生地がゆるゆる

また、上でリンク貼った記事にスポンジケーキは卵一個増やすと良いよと書きました。
卵を増やすレシピは、私がだいぶ熟練してきてから気付いたコツなのですが。
この熟練度が災いして、パウンドケーキも同じように卵を増やしてしまったことがありました。
卵が増えて水っぽくなった分、生地がゆるゆるの上、かさが増してしまったので型からはみ出してしまいました。
断面がきのこみたいになってしまいましたね。写真撮っておけば良かった。
一応パウンドケーキにはなったし、味も問題なかったんですけどね。
自分の熟練度を過信するのもいけませんね。
粉をふるうのがめんどくさい
超絶おおざっぱな私は、レシピに「あらかじめ粉類を2回ふるっておく」などと指示があったとしても、無視してしまいます。
実は、小麦粉なら、混ぜ込むときに一回ふるうだけで支障はほとんどありません。
二回あらかじめふるって、混ぜ込むときにもう一回などと書いてある本もありますが、私は一回で通してしまいますね。
ただ、粉類の中にはアーモンドプードル(アーモンドパウダーのこと。お菓子作りの際はフランス語でプードルと呼ばれることが多い)も含まれます。
アーモンドプードルは塊になっていることも多く、全くふるわないで使うと大惨事です。
なのですが、私はなんと一度もふるわずに混ぜ込んでしまったことがありました。
塊になってるなぁ、と視認したのに、何故かそのときはふるわなかったのです。
何故か、じゃないね。めんどくさかったんですよ。

そのとき作ったのはこのお菓子「シュクセプラリネ」というアーモンド風味のメレンゲ菓子でした。
写真は成功版ですが、これは、渦巻き状になっていることからも分かるように、生地を絞り出し袋に入れて絞ってから焼きます。
アーモンドプードルが固まってると、絞り出し袋から出てこないという大惨事になります。
ふるうのをめんどくさがったばかりに…。
お菓子作りには絶対省いてはならない手順も多々存在します。
本当は、小麦粉もちゃんとふるった方がいいんですよね…私はやらんけど…。
シフォンケーキ パレットナイフが貫通

シフォンケーキを型から外すときに失敗したこともあります。

この記事に、しっかり型の内側に沿ってるか気をつけて、と書きましたが、私がそれをちゃんと実行していなかったため、スポンジにパレットナイフが貫通したからです。
パレットナイフを引き抜かないでぐるっと一周もやったことあります。最初は気をつけていても、途中でスポンジの中に入り込んでしまうんですよね~。
重ねて言うけど、楽な方向に走ってはいけません。
細かい失敗は数え切れないほどある
一応なんとか形にはなったけどこれは失敗だったな、ということは他にもいっぱいあります。
例えば、パイ生地はバターがいっぱい入っているので暑さに弱いので、夏場に何も考えずに作るとバターがどろどろになってすごく扱いづらいとか。
アイスボックスクッキーはバターでやらないと冷凍庫でしっかり固まってくれないのに、マーガリンで強行したりとか。
これらは出来ないわけじゃないんだけど、作ってるときに
ってなります。
仕上がりがいまいちだけど食べれる、というレベルの失敗なら、未だに日常茶飯事ですよ。
コツが分かっていても、やべー焼き上がったスポンジ落とすの忘れた…なんてことは未だにありますしね。
何を言いたいかというと
ここまで語ってきて何が言いたいかというと、
ってことですね。
プロでもなく月に数回作る程度なら、手順を忘れるなんて当たり前なんですよね~。
私は基本的な性格が、自分の失敗許せなくてずっと自責するようなタイプだけど、お菓子や料理の失敗は全然気にしないんですよ。
しょっちゅうすぎるから。
そういうわけなんで、皆さんも失敗を恐れず何度も作ってみてください
この記事もご覧ください。


