朝と夕方にEテレで子供番組がやっていますね。
娘はなかなか興味を示さなかったので、ここ数日やっとまともに見始めました。
すると、なんということでしょう。
私が、子供向けの歌をテレビと一緒に歌いながら、泣いてしまうようになりました。
何故でしょう?
もくじ
たいこムーンで泣いてしまう母
今までもちらほらと見ていたんですが、娘の興味がテレビからすぐ移ってしまい落ち着いて見られなかったので、おかあさんといっしょなどのEテレ子供番組をちゃんと見始めたのは、今月からです。
娘がおとなしく見るようになったので、座椅子の上でだっこしながら見ています。
段々歌を覚えてきたので、私も少しずつ一緒に歌うようにしました。
お気に入りはたいこムーンです
たいこムーンは可愛い歌だけど、途中でテンポが変わって、これ難しいなぁと思いながら口ずさんでいるのですが。
なんと、歌いながら号泣するようになりました。
たいこムーンの歌詞の意味
この歌、私の解釈では、ギザギザカクカクしないで丸い心で生きましょう、みたいな意味の歌なのかな~と思うのですが、いい歌ではあるけど泣くほど感動するか? という感じですよね。
冷静にこうやって考えても、泣く歌詞じゃないよな…とは思うんです。
でも「きみのまんなかみーつけた」の部分で泣き方が激しくなるから、やっぱ歌詞なんでしょうかね。
なんでだろ。まーるく生きてても真ん中みつけてくれるんだ…みたいな感じだろうか。
だとしたら、私繊細すぎじゃない? 自分でどん引きだわ怖いわ…。
と思ったんですけど。
泣くのはたいこムーンだけじゃない
なんと、たいこムーンだけでなく、他の歌でも泣くことが分かりました。
例えばオリンピック応援歌らしい米津玄師「パプリカ」あと、おかあさんといっしょの中でみんなで踊っている「からだダンダン」です。
パプリカはいい曲だから、繊細な人だったら泣いてもおかしくないと思いますが、からだダンダン…普通泣かないですよね。
いやいい曲じゃないという意味ではないですよ。でもあんな元気な子供向けの曲で…ねぇ…。
なんで泣くのかしら…?
とちょっと考えてみたんですけどね。
子供番組を娘と見ているから?
多分なんですけど、私がこれらの歌で泣くのは、娘と一緒に子供番組を見て歌って聞かせているという事実から来るんじゃないかと思うんですね。
意味分かりませんよね。
私は、きっと一生結婚できないと思っていたので、もちろん子供産む未来もあり得ないだろうと思っていたんです。
一生、一人で生きていくと思っていたから、おかあさんといっしょなどを見ることは絶対にない。
違う世界の番組だったんです。
憧れていた世界
それが、現実に子供が生まれて、一緒に見て歌っている。
憧れ続けた異世界の出来事が、現実になっている。
この事実に涙が止まらないんだ、と思うんです。
そう考えると納得がいきます。
私は結婚後、いきものがかりのありがとうを聴いて泣くようになりました。
ありがとうは、夫婦の歌。私にとっては関係のない、憧れの異世界の歌だった。
でも現実になりました。夢が叶ったら、泣かずに聴くことができなくなりました。
きっと、子供番組も同じなんだと思います。
幸せになったなぁ
振り返ると、統合失調症で20代を棒に振って、30代はなんとか働けるようになったけど薄給の中必死で働いてきて、今はこんな感じ。
そりゃあ泣くよね。
神様ありがとうだよね。
いや、神様じゃない夫か。
夫ありがとう。そういう気持ちが、子供番組見てるとこみ上げてくるのかもなぁ…。
多分、これが理由で間違いないと思います。
たいこムーンの「きみのまんなかみーつけた」で泣き方が激しくなるのはきっと、「娘の真ん中も誰か見つけてくれるよね」みたいな感じなんじゃないかなぁ?
↑この一文書いて今泣いてるんで泣く理由としては多分合ってる。
このまま、娘が健やかに育って、幸せに暮らしていけますように。
それではまた!

