以前、スポンジケーキを作るのに失敗しがちなポイントをまとめた記事を書きました。

今回はカスタードプリン編です。
カスタードプリン失敗
プリンは割と簡単なので失敗は少ないのですが、それでもやはり失敗はあります。
そういえば、私が人生最初に作ったカスタードプリンは、プリン型に油を塗るところで刷毛など塗るためのアイテムがなく、油を注ぎ込んで溜まってる状態で作ったためにろくに固まらずおかしなことになりました。
金属のプリン型は油を塗ることになっていますからね。後から考えたら、ティッシュでも使えば良かったわ…。
今私は耐熱ガラス型を使っているので、油を塗る必要がありません。
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こんなやつです。
プリン型でなくてスポンジ型なのですが、私は小さい型にちまちま生地を分けるのが嫌いなので大きい型で作ってしまうのです。
他にも、プリンの失敗ポイントと言えば、カラメルがほどよい色にならないとか、中に「す」が立ってしまうとかですね。
「す」っていうのは、熱の通りすぎで中に気泡ができてスカスカになってしまう現象のことです。
なあに。私は一通りの失敗はやりましたよ。最初の頃はね。
カスタードプリン作るときのコツ5選
カラメルは焦らず
まずはカラメルソースですが、砂糖と水を鍋に入れて火にかけていると、しばらくしたらみるみる茶色くなっていきます。
茶色くなり始めると早いので、慌ててしまいますが、焦げるまでには結構あるので焦らず。
うっすら茶色くなってきた時点で熱湯を量っておきましょう。なお、鍋をかける前にお湯自体は準備しておいてくださいね。
好みがあるので、このタイミングでとは言えませんが、好きなタイミングで火を止めます。
色が濃いとちょっと苦くなります。
そして熱湯を入れます。
熱湯は、はねるので怖くてゆっくりになってしまいがちです。ここは一息に入れてしまって、すぐに手を引っ込める方がいいです。熱いです。
そして鍋を揺すって全体を混ぜた後、型に流し込みます。
牛乳と砂糖を温める
レシピでは牛乳と砂糖を鍋で温めると書いてあると思います。
私はここで、カラメルを作った鍋を洗わずそのまま使います。
なぜなら、その鍋にはカラメルが固まったものがくっついていて、洗ってもなかなかとれないからです。
ここで牛乳を温めるのに使えば、鍋についてる砂糖が溶けてプリン生地に混ざるのです。
卵はコシを切る
次にボウルで卵をほぐします。
泡立てないように混ぜますが、泡立て器をボウルの底にくっつけたまま、「一」の文字を書くように横に動かします。
泡立てるときは空気を含むように泡立て器を回すと思います。プリンでは空気を入れないようにします。
泡立て器を浮かせず横に動かすことで、卵のコシが切れます。
型に入れたら泡をとる
牛乳と卵を混ぜた後、生地を漉して、カラメルが入っている型に注ぎますが、このとき、表面に泡ができてしまいます。
この泡の取り方、多くの本では「キッチンペーパーを表面に乗せて取る」と書いてあります。
しかし、この方法だと生地の一部がキッチンペーパーに吸い取られてしまいます。
もったいないです。
なので、ライターを用意します。チャッカマンみたいなやつがいいです。
そして、ライターの火で表面に浮いた泡をあぶります。すぐ消えます。
全部消えたら、天板にいれ、天板にお湯を張った後オーブンに入れます。
天板にお湯を張るとき、お湯を張った天板を手で持つのは大変なので、オーブンの中に半分天板を突っ込んだ状態でお湯を入れましょう。
大分楽になります。
また、水ではなく必ずお湯を。うっかりこぼれてオーブンのガラス面が急激に冷やされると割れる場合があるからです。
焼き上がればできあがりです。
鍋でなくオーブンを使おう
そういえば、中に「す」ができる現象ですが、これを防ぐには、鍋で作るよりはオーブンの方がいいです。
レシピによっては、載ってる焼き時間の通りにやってしまうと自宅のオーブンの特徴と合わないことがありますので、こまめに中を確かめて、焼き加減を見ましょう。
揺すってぷるぷるして、表面を軽く触っても弾力がある感じなら焼けています。
焼けていなければ中に液体がある感じの感触があります。
昨日のプリン
さて。こちらが、これまでのコツを駆使して作ったプリンです。


分量は、私が載せてしまうと盗用になってしまうので、本を紹介させていただきますね。
私の持ってる本は絶版みたいなので、同じ作家さんの本です。
うちにあるレシピ本はもうほとんど絶版ですよ。
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それではまた!

