お世話になった障害者施設の職員さんに思いがけず会いました。
もくじ
障害者施設の出店
土曜日、とあるショッピングモールに行ったのですが、イベント会場のところで、障害者施設の人が作ったものを売るお店を出していました。
ちょっと気になるなぁ…と遠巻きに眺めていたところ、私が昔通っていた精神障害者の作業所の関連施設の名前が見えました。
あ。来てるんだ。
そう思った私は、覗いてみることにしました。
知り合いがいた!
私が通っていたのは10年以上も前の話で、その施設自体はなくなっており、同じ運営団体が名前を変えて始めた施設がいくつかあります。
来ているのはその中の一つのようでした。
もう知っているメンバーもいないし、職員も多くが入れ替わっているので、知ってる人は来てないだろうと思いつつ行ってみると、なんといました。
知っている職員さんが。
その方は私が辞めた後に入った方でしたが、私はしばらく、余裕があったら顔を出していたので、顔見知りでした。
こんにちはーと声をかけると、「あー!!○○(旧姓)さん!!」とすぐ分かってくれました。
おかげで幸せになりました
少し話をして、「子供産まれたんですよー」と報告。
卒業して幸せをつかんでいることを、出来ればお世話になった人たちに伝えたいと思っていたので、ようやく叶いました。
とっても喜んでくれました。
施設にいたのは13年くらい前になりますが、私の人生の中ではどん底だったのを、どうにか世の中に出られるような人間にしてくれた大恩ある施設です。
その施設に行く前は、本当に家から出られなくて、主治医に「一番近い電信柱まででいいから外に出なさい」と言われるくらいでした。
これまでの道のりを思い出すと、涙が出てきます。
私、がんばったな…。
幸せすぎて怖い…?
実家の家族と話していると、時々父が「本当に幸せになったなぁ…幸せすぎて怖いって思うことない?」と言ってくることがあります。
私はこう答えます。
「20代の頃最悪の人生だったから、今はそれを取り戻してるんだと思ってる。別に怖くない」
でもこの回答を聞いた弟が「いや不幸を使い果たしてるわけなんかない。これからも色々あるよ」などと言ってきますが、うるせぇお前はまず自分の人生の心配をしろ(弟はニート)
怖がったってどうしようもないしね。何か起こったらそのときどうにかするしかない。
起こることはどうしたって起こるんだから、幸せなときは脳天気に幸せを堪能するのです。
売り上げに少し貢献
施設の話に戻りますと、幸せを報告した後、お店で売っていたものを見てみました。
私が通っていた頃は、ビーズでアクセサリーを作って売っていましたが、今はレジンがメインのようでした。
レジン、私もちょっと興味があるけど、今は手を出せないなと思っています。
ビーズは当時めちゃくちゃはまって、家でもいっぱい作ってましたね…。
せっかくなので、レジンで出来たウサギのキーホルダーを買わせてもらいました。
職員さんとはお別れして、他のお店も覗いて、知的障害者の施設の人が作ったクッキーも買いました。
売り上げに貢献出来るし、おいしいし一石二鳥。
ほんとすみませんけど、超絶上から目線で言わせてもらいますけど、みんながんばって。
それではまた!

