私は、自分が出来ることをアピールするのが苦手でした。
例えば、今ははっきりとお菓子作りが得意と言うことが出来るけど、以前はこれも人にアピールすることが出来ませんでした。
そうなった原因ははっきり分かります。
子どもの頃に、出る杭は打たれたからです。
そして、自信を持つには認めてくれる、褒めてくれる人がいる環境が重要だと言うことも、今までの人生でよく分かりました。
もくじ
得意なことを主張できなくなった
アピールできなくなった原因は、小学校の頃、人に「私はこれ得意なんだよね」ということを言うと、ほぼ必ず「アイツ調子乗ってる」と無視されるようになったからです。
得意なことを何一つアピールせずに生きていると、やがて、自分が何も出来ない人間だと思い込むようになります。
病気で引きこもっていた頃が最高潮で、本当に自分クズだと思っていましたね。
こんなクズだからきっと働けないに違いない。働いたとしても怒られてばかりに違いない。面接すらきっと通らない。
そんな感じで自己評価は地に落ちていました。
精神障害者施設で自信が出てきた
少し自信が持てるようになってきたのは、精神障害者施設に行った頃でしたね。
その施設では、ビーズを使って製品を作って売るのが収入の軸でして、やってみると、私はめちゃくちゃ早く色んなものが作れることに気付きました。
めっちゃ褒められました。
そこで自信が付いて、私きっと働ける!と思って就職活動を始められたんですよね。
で、就職しました。最初は短時間だったけどその会社がつぶれて違う会社でフルタイムで働けるようになりました。
もう働くことも出来ない障害者じゃない。と自信はついたのですが。
三つ子の魂 やっぱりアピールは苦手
それでも、自分でアピールするのはやっぱり苦手でした。
実は私は高校が家政科だったので当時もそこそこ料理が出来たんですけど、実家暮らしだったから日常的にはしてなかったんです。
私は「日常的に料理してなければ料理できるなんて言えない」などと思っていて、料理できないキャラと周りは思っていたようです。
結婚した後に元同僚に「なんで料理出来るアピールしなかったんだ!」と言われて知りました。
日常的にしていなくても、料理できるとアピールして良いのか、と。
婚活でもアピールできなかった
婚活していた頃も、婚活サイトのプロフィールページに何を書いていいのかわかりませんでした。
・料理は日常的にしていないんだよな…
・お菓子作りは好きだけど最近仕事でいっぱいいっぱいで3ヶ月に1回くらいしかしてないなぁ
・ジョギング…1キロ10分近くもかかるような私が言っていいことじゃないなぁ
・スイーツデコ(粘土などでお菓子のミニチュアを作る)は始めたばっかりだし
・ドラクエは好きだけどこれアピールすると男性にはマウント取られることは体験済みだしなぁ
・漫画は昔好きだったけど今ほとんど読まないなぁ。
って感じで考えすぎて、「ああ私何にもアピール出来るところがないじゃないかクズだ…」ってなってました。
ほんと考えすぎです。もっと気楽になんでもアピールすれば良かったのにと今は思いますね。
そんなだったから申し込みも少なく、最初から情報公開される婚活サイトはめちゃくちゃ苦戦しましたね。
婚活パーティーの成績は悪くなかったんですけど。
夫には素直にアピールできた
でね。そんな中夫と会ったじゃないですか。
夫との出会いは人の紹介だったんですけど、その紹介してくれた人(ミヤさん)は、私がいちいち人にアピールしないようなことを、マージちゃんはこんなことが出来るんだよって伝えてくれましてね。
私は、あ、そんなことアピールになるんだ、と思ったりもしましたね。
一人温泉とか一人カラオケ行くんだよ。すごい行動力だよね。とか言ってくれたんですよ。
夫とは、ミヤさんのおかげでまとまったと思いますね。ミヤさんの助けがなかったら、結局何のアピールも出来なかったと思いますし。
結婚して自信が出た
で、結婚した今は、本来私が持つべきだった自信を完全に取り戻しましてね。
毎日料理してるから料理できるアピールも余裕で出来るし、お菓子は元々そこそこの腕前だし、スマホの扱いも同年代女子からしたら強い方だと思うし、ワードプレスでこんなブログだって作ることも出来るし、子供も産んでしっかり育ててるし、ちゃんと毎日の家事もやってるし。
すぐ調子に乗る
私もしかして専業主婦としてはハイスペだったのでは…?存在する場所を間違っていたのでは?と思うようになりましたね(はいすぐ調子乗ります)
今の自信が独身時代にあったら実はモテていたのでは…?(おちつけ)
なんて思っちゃうくらい自信満々になってしまいましたねぇ。
というわけで、自分の力を存分にアピールするには、環境がとても重要だなと思ったのでありました。
能力を否定される環境にいたら、縮こまっちゃって何にもできないですよね。
否定ばっかりしてくる上司とか、そういうことほんと考えてほしいですよね。
能力を存分に発揮できる部下がいたら、自分も楽になるはずなのにね。
それではまた!

