私は顔がコンプレックスでした。
ずっとブスだブスだと思っていました。
でも、実はスタイルはいい方でした。
背が高くて、細身だった(当時)ので「スタイルいいね」「かっこいい」と言われることは多かったのです。
でもモテませんでした。
小さくてかわいい子に背が高くていいよねと言われると、小さい方がかわいくてうらやましいけどねと思っていました。
背が高いのは、小さい人から見ると羨望の対象みたいですが、実際はでかい女って敬遠されがち。
スタイルよくても全然モテなかったので、
「顔が壊滅的なんだな」
と思っていました。
美人顔の必須条件は目
私は、目が小さくて睫毛が短い一重。
これをすべて持っていても、かわいい人はいます。
でも私は、殴られたようなはれぼったいまぶたに、まつげは存在が認識できないくらいの短さ、むしろはれぼったいまぶたがまつげを覆い隠している。
そのうえ、一重。
二重は世の中の美人と言われる人のほとんどが二重であるといっても過言ではないくらいの、美人の代名詞。
もっとかわいく生まれたかったと過去何度も思ったし、鏡を眺めては溜め息をつくこともよくありました。
二重だったらな…睫毛が長ければな…。
ずっとそう思って生きてきました。
結婚は美人でなくてもいい?
でも。
今は一切そんなこと思わないんです。
結婚したら、容姿コンプレックスが全てなくなりました。
目が小さくて、背が高くて、唯一褒められていたスタイルすらも夫と知り合った頃は大分太っていて失われていました。
容姿的に褒められるところは何もなかったのに、夫が結婚してくれたから何も気にしなくなったんです。
私は、結婚するためにそれなりの容姿がほしかっただけなのだと、はっきりとわかりました。
夫にとっては一重で小さい目の私が魅力的
夫はこんな私でもかわいいって言ってくれます。
目が一重だなんてことを気にしたことはなかったそうです。
この人にとっては、私の目が小さいことなどなんでもないことなんです。
身長が1センチしか違わないし、体重は私の方がずっと重いけど、それでもかわいいんだそうです。
夜、私はブラジャーをつけないでパジャマを着ていますが「その状態で客が来たら出ちゃ駄目」と言います。
夫には私が魅力的な存在に見えているというのが伝わってきます。
泣けてきますよね。
実は私って魅力的なのでは…?
そういう、誰にでも分かるパーツの残念さを気にしなくなったら、気づいたことがあります。
私は、髪は濃いし白髪は少ないし、体毛は少ないし、肌はすべすべだし、健康。
「あれ?もしかして実は結構魅力的なのでは?」
などと思うようになってしまいましたね。
はい。すぐ調子乗りますね。
背が高いことについても夫は、
「俺、ちっちゃくて細いか弱そうな人は壊れそうで苦手」
と言っていて、私が気にしている部分も夫には魅力だったりするみたいです。
一つの方向から見てると分からないことってありますよね~。
私は「二重うらやましい」って思ってるけど、夫は「二重かどうかなんてそんな見なくない?」って言いますからね。
そんな夫はぱっっっっっちり二重で睫毛ばっさばさくるんくるんのパーツ美人ですけどね!!!
私のコンプレックスの原因である目は娘に受け継がれなかった
娘は、夫そっくりの目ぱっちりくるんくるんまつげの二重です。
私は、娘に「なんでもっとかわいく生んでくれなかったの?」などと責められることはないに違いない。
自分はブスだったけど、娘をかわいく生むことができたから、私の容姿コンプレックスは成仏しました。
ほんと、夫がきれいな顔でよかったぁぁぁ!!
私が38歳で運命の出会いを果たした記事はこちらです。
それではまた!

