この間テレビを見てたら、異性は二次元にしか興味ないみたいな感じの人が出ていました。
それを見た夫が、「子供が二次元にしか興味なかったらどうする?」と聞いてきました。
もくじ
現実と理想の乖離で二次元
正直、私は、本気で二次元にしか興味ないならそれでいいのではないかと思います。
それはそれで幸せだと思うので。
ただ、本当は現実の異性が好きなのに、モテない現実から逃れるために二次元が好きと思い込もうとしているのだとしたら、それはきっと幸せじゃないと思うのです。
そのパターン、私が完全にそうだったから、どれほど苦しいかは分かる。
私は、喪女の例に漏れず腐女子だったけど、それは、現実の男性に相手にされないから、二次元の男前を見ていただけの話だった。
しかも、モテないから、女が幸せそうにしている話は見ていられない。
だからBLが良かったのです。
私は腐女子ではなかったのかも
とはいえ、腐女子が全員そうというわけではありません。
どちらかというと、多分私は、本質としては腐女子ではなかったんだと思います。
その証拠に、結婚してからは何一つBLを読んでいない。
持っていた同人誌も全て処分しましたが、全く後悔しなかった。
本物の腐女子なら、彼氏がいようが何しようが、BLを好むはずです。私は、自分が恋愛で満たされない部分をBL=女子が関与しない漫画や小説で満たしていただけだったのです。
普通に男性に縁があったら腐女子にはならなかった
今の私は、以前好きだったキャラクターを見てもなんとも思わないし、今「萌え」のようなものを感じるとすれば、夫に対してしかありません。
まともに彼氏が出来る人生だったら、きっと一度も腐女子にはならずに生きてきたんだろうなと思わずにはいられません。
モテないってのは、人生に深刻な影響を与えるんだなと…。
まぁ、人格に深刻な影響を与えるには至らず、ただ腐女子になっただけだったので、まだ良かったのかもしれませんけどね。
いますもんね。モテないことで人格歪みすぎてひたすら異性を攻撃しまくる人とか。
そうなるともっとモテなくなるってことに気付いてくれるといいのですが。
今の自分と過去の自分はどっちが自分なんだろ
今の私は、BLに一切興味がないです。
過去の、自分の人格形成に深く関わったはずの部分が、今は抜け落ちているということになるわけです。
なんか、過去の私何やってたんだろ…。
でも、あの当時にBLという楽しみがなかったら、私はきっと生きていないよな…。
絶望しかないもん。
あの頃は確かにあれが楽しかった。
ちゃんと、自分にふさわしい楽しみを持ってたってことでよしとすべきかな。
子供が二次元にしか興味がなかったら
冒頭に戻って、子供が二次元にしか興味がなかったら、ですが。
まぁ、本人が幸せなら親が何か言うことではないよね。
禁止したりして余計歪んでいったらまずいから、見守るしかないかな。
夫に似てくれれば、絶対そんな方向には走らないと思う。
どうか夫似でありますよう…。
それではまた!

