私は統合失調症を持つ精神障害者です。
でも、婚活をして結婚しました。
おそらく精神病の人の中には、一人で生きていく自信がなくて、結婚したい気持ちの人は多々いると思います。
病気を持っているせいで、難しいのかもしれない。
そう思っていませんか?
この記事では、私が統合失調症を持ちながらも婚活をして、気づいたこと、気をつけた方がいいことなどを記録したいと思います。
本当に結婚したくて婚活を始めるのであれば、傷つくことはいっぱいあります。
そこを乗り越えても、結婚したいと思うのであれば、この記事を読んでください。
大丈夫。この世の中、精神障害の人はいっぱいいます。
覚悟を決めて努力する気があるのであれば、きっと道は開けます。
この記事で分かること
- 精神病婚活準備は心構えから
- 相手の条件を考えよう
- 自分が与えられるメリットも考えよう
- 傷つく覚悟はしておくこと
もくじ
統合失調症婚活|婚活準備

まだ婚活を始めていないけどやってみたいという方へ、どのような準備をしたらいいかをお届けします。
まずは、相手の条件を考え、自分が相手にアピールできるポイントを洗い出しておきましょう。
統合失調症婚活|結婚相手への条件を考えよう
結婚相手はこういう人がいい、というのは誰しもあると思います。
理想が高いと言ってくる人が出てくることもありますが、一生一緒に暮らすんだから、理想くらいありますよね。
「理想が高い」と言う人の言うとおり、理想を下げて妥協して結婚して、悲惨な目に遭ったら言った人は責任取ってくれるのか!?
くれないですよね!! 他人事だからって勝手なこと言ってんじゃねーぞ!!(すみません取り乱しました)
もし、理想のタイプがあるのであれば、それを最初から削ろうとはせず、婚活を進めていく中で「この条件は本当に必要か?」を自問するようにしてください。
結婚相手の条件は次第に変わっていく
婚活を始めた当初は、正社員ならそれでいいかなくらいの、最低限の条件しか思いつかないこともあるかもしれません。
でも婚活を続けていると、本当に色んな人を見るので
「こういう人イヤだな」
「次は○○じゃない人がいいな」
ってなってきます。
これは悪いことではありません。
漠然とした条件から絞られていくということなので、自分がどこにこだわりたいのかをはっきりするため必要な課程と思ってください。
こんな奴は絶対ダメ!もはっきりさせる
私なんかは、結構婚活の場であざ笑われたりしたので、初対面で他人をバカにする人はダメだなと思ったりしました。
「あざ笑われるの?怖い…」
と思うかもしれません。
そういう人は普通にいます。これは別に、あなたがダメなわけじゃありません。
初対面で何も分からない相手をバカにするなんて、普通に頭おかしいでしょ?
相手がダメなだけなので、本気にして落ち込んじゃダメですよ。
婚活で会う人は、つきあわなければその場限りなので、その程度の人の言うことをいちいち気にしないこと。
これは、婚活をする上でとても大事なことです。
こういう人がいい!も本当に必要か見極める
色々な条件があって「理想が高い」と言われる人も、それを妥協するとかではなく、本当に自分の未来に必要かを繰り返し考え直してみてください。
たとえば、女性であれば年収が高い人、男性であれば美人・若い人を理想と思うことが多いですが、世の中の人の多くがこれには当てはまりません。
それに固執すると、機会をムダに逃してしまうことになります。
その年収は本当に必要か?自分ならそんなにお金がなくても暮らせるのでは?
とか、
美人も若い人も年を取ったら何の意味もないのでは?
とか、よく考えた上で条件を決めた方がいいです。
そして、これだけは譲れない!という条件をはっきりさせ、そういう人が現れたらすぐに行動に移せるように準備しておく。
これが大事です。
統合失調症婚活|自分が相手に与えられるメリットを考えよう

統合失調症および精神障害であることが、相手にとってはデメリットであることは自覚していると思います。
はっきり言ってしまいますが、それは間違いありません。
それだけで逃げていく人もいることでしょう。
傷つきますか?
それは傷つくべきことではありません。
くだらない人間が、自分の前から去って行ってくれた。
ただそれだけのことです。
そんな人と仲良くして、結婚まで至ることになったらどうなるでしょう?
地獄が見えています。
去って行ってくれたことを喜ぶべきなのです。
でも、デメリットしかないのでは、いい人もいなくなってしまうかもしれません。
ここでは、自分と結婚することが相手にどのような得があるか、ということをはっきりさせておこう、という話をします。
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自分と結婚するメリット(与えられるもの)はある?
デメリットがある以上、メリットがないとなかなか結婚相手に選ばれません。
今、精神障害者向けに話をしているので、もしかしたら「自分は家から出られない」くらいの人もいるかもしれません。
残念ですが、それくらいの病状だったらまだ結婚は無理です。
もう少しゆっくり休んで、しっかり回復してからの方がいいと思います。
そもそも家から出られないと、デートも出来ないし、出会うことすら出来ません。
また、女性であれば無職であっても可能性はないことはないですが、男性の無職はほぼ結婚できないと考えた方がいいです。
そういう状態では、相手にはメリットがないのです。
なぜ女性ならワンチャンあるかというと、男性の中には妻に専業主婦になってほしいと考える人も、最近はだいぶ減ったもののまだいるからです。
とはいえ、男女ともに働いていた方がチャンスは増えるということは、絶対に覚えておいた方がいいです。
働くことが出来る体があること、お金を持ってること、はそこそこメリットだからです。
具体的にメリットって?
働ける、お金を持ってる、はメリットですが、他にどういうメリットがあるかというと、
女性なら「料理ができる」は完全にメリットです。
ええ?飯炊き女にはなりたくないよ
と思いますか?
料理ができるのは、結婚に限らず人生においてメリットです。
男性であろうともね。
ただ、男性は出来ない人、やる気のない人も多く、そこに現れる「料理が得意な人」はかなり有利なのです。
私なんかは、この一点だけで結婚したと言っても過言ではないくらい、料理だけは出来ます。
料理に限らず、自分は買い物でお得なもの便利なものを見つけるのが得意だ、とか、実はこのジャンルにすごく詳しい、とか、こういう遊び方楽しみ方を知ってるから教えることが出来る、とか何かありませんか?
漫画が好きだ、とかだって、同じ漫画を好きな人と盛り上がれるというメリットでもあります。
こういう「自分ができること」をはっきりさせることは、婚活でのアピールにつなげることが出来るので、考えてみましょう。
自分で分からなければ、身近な人に聞いてみると、意外なことが長所として挙げられるかもしれませんよ。
統合失調症婚活|婚活を始めるに当たっての気構え
統合失調症、精神障害で婚活を始めたい場合、下記のような気構えをしておきましょう。
- 精神病で婚活するならまずは社会復帰
- つらい思いをすることはあるので傷つかないように覚悟を
- 嫌な奴は実際にいる
- 非正規雇用は女性ならそれほどネックにはならない
- 誰にでも「自分に合う人」は絶対にいる
精神障害はどう見ても婚活では不利に思われると思います。
でも、しっかり社会復帰していて普通に生活できているなら、受け入れてくれる人はいます。
病気で卑屈になっていたり、うまくいかないのを病気のせいにしたりしないで、前向きに活動すれば、結婚できる可能性はあります。
まとめ:統合失調症での婚活は傷つくことを恐れずにすすめること

統合失調症、精神病で婚活する際の注意点についてお伝えしました。
嫌な思いをすることを覚悟の上で、条件を洗い出し、自分の与えられるメリットもしっかり考えておきましょう。
この人とは無理だと思ったらバッサリ切り、自分のいいところをしっかりアピールできれば、きっといい方向に向かいます。
ただし、現在働いていないのであれば、かなり難しくなることは理解しておいてください。
今の世の中、精神病の人は大勢いるので、受け入れてくれる人も多くなっています。
メリットがないならこれから作る!くらいの気概があると、もっといいかもしれませんね。
応援しています。
婚活する際、相手に病気のことを伝えるタイミングについて記事にしました。ご覧ください。

