私は、統合失調症で3級の精神障害者手帳持ち。
でも、婚活をして結婚につなげることができた、いわゆる婚活勝ち組です。
↑の自己紹介でむかついたかもしれませんが、もしあなたが統合失調症でも結婚するにはどうしたらいいかと悩んでいるのであれば、このまま読み進めてください。
統合失調症でも、結婚したいと思っている人は大勢いると思います。
私が実際に婚活を体験し、どのように進めていくのが、消耗少なく有利に進められるか、思ったことを書いておこうと思います。
若干上からに感じるところもあるかもしれません。
それでも何かヒントをつかんで行っていただければと思います。
※私が女なので、どちらかと言うと女性向け記事です。
この記事で分かること
- 統合失調症など精神病で婚活するなら、まずは社会復帰
- つらい思いをすることはあるので傷つかないように覚悟を
- 非正規雇用は女性ならそれほどネックにはならない
- 嫌な奴は実際にいる
- 誰にでも「自分に合う人」は絶対にいる!
もくじ
統合失調症、非正規雇用は婚活に不利か?
統合失調症、また、病気ゆえに正社員になれず非正規雇用はどう見ても婚活では不利に思われると思います。
結論から言うと、しっかり社会復帰していて普通に生活できているなら、受け入れてくれる人はいます。
むしろ問題は、病気で卑屈になっていたり、うまくいかないのを全て病気のせいにするところにあります
精神障害者で婚活するならまず社会復帰を目指そう
私は統合失調症歴があり、精神障害者手帳は持っていますけど、現在完全な寛解状態で、薬は再発防止に飲んでいます。
普通に就職して、健常者と一緒に働いていたこともあります。
実は、しっかり仕事ができているなら、あまり偏見を持たれずに済みます。
もし結婚を望むのであれば、まずしっかり社会復帰することは、実際問題、必要だと思います。
はっきり言ってしまいますが、男性は特に働いていないなら難しいです。
すみません。ちょっと厳しいことを言ってしまいました。
この覚悟なしに婚活の世界に出て行ったらもっとつらい思いをすることになると思うので、言わせていただきました。
差別と感じるかもしれませんが、まだそういうところは世の中には残っています。
なんてことは、私が言うまでもなく、精神病で苦しんできた人は知ってると思いますが。
精神病での婚活の種類の選び方
婚活には色々手段があります。
- 婚活サイト
- お見合いパーティー
- 街コン
- 結婚相談所
などが代表的かと思います。
婚活サイトは嫌な思いをしやすい
この中で、婚活サイトは、まずネットで知り合ってから会うことになるので、始めやすいと考えがちです。
しかし、こういうタイプの最初に顔が分からないやり方は、ストレートに偏見をぶつけてくる人が多いです。
婚活サイトって、会う前に色々と自分を開示しなきゃならないじゃないですか。
プロフィールには書かないとしたって、メールのやりとりの時点でバレたりもします。
そうすると急に感じ悪いこと言い出す人もいたりしますよ。
なので、しっかり働いていて、見た目も気をつけることができる人ならば、最初に実際会うタイプの婚活を選べば、理解してくれる人は多いです。
最初に実際会う「お見合い」タイプの婚活の方がいい
最初に実際会う婚活というのは、お見合いパーティーとか、お見合いセッティングなどのサービスですね。
今の世の中、精神を病んだ人が身の回りに全くいないという人の方が少ないです。
私の経験では、実際会ってしまえば、直接負の感情をぶつけられることは、実はあんまりありません。
人って結構、直接顔を合わせた人にはあまりきついこと言えないんですよ。
私には、婚活で知り合って、何人か複数回デートした人がいましたが、どの人にも病気のことは話していました。
それでも会ってくれてたので、病気のせいでダメだったって感じではありませんでした。
精神病はともかく、非正規雇用者は不利なのか?
私は、病気だったせいで正社員になる自信がなく、社会復帰しても非正規雇用のパートでした。
それ自体が不利だったか?という話なのですが、
そもそも私の世代は就職氷河期世代。
病気になっていなくても、非正規で働いている人は大勢います。
多くは派遣ですけどね。
男性でも、派遣のままで年を取ってしまった人が大勢いますが、派遣男性は婚活では不利になります。これはガチ。
でも、私の体感では女性はそんなでもない。
知り合った男性は、働いていればいいという考えの人が多かったように思います。
私は、婚活で普通に、軽作業のパートやってるって伝えてましたよ。
それへの反応で一番覚えてるのは
「軽作業って全然軽じゃないよね!重作業だよ。すごいね!」
でしたね。
あ。これは婚活で知り合った人じゃないんですが。とても仲良くなった男友達です。残念ながら、ガンで他界されてしまいました…。
すみません。しんみりしてしまいました。
病気関係なく嫌な奴はいる
そんな感じだったので、私が婚活でイヤな思いをしたのは、病気のせいとか非正規だったからとかじゃないんです。
もっと違うところで感じ悪いなってことばっかりでした。
例えば、一挙手一投足を嘲笑ったり(変な声だね、もっと足あげて歩けば? 今なんで下向いたの等)初対面でホテル行こうって言ったりね。
モラハラ男は結構な頻度で遭遇します。
これねぇ、精神病で差別してくる人よりよっぽど多いですよ。
精神病への差別意識より、女性への差別意識を持っている人が多いということなんでしょうね。
ひどいこと言われたら逃げて!
精神病女性が婚活するときに気をつけるべきは、こういうモラ男に出会ったときに、
「自分は病気だからひどいこと言われても我慢しなくては」
と考えて逃げるのをやめることは絶対にしない、ということです。
たとえ病気であろうと、ひどいことを言われていいわけがありません。
そういう人に知り合ったら全力で逃げて。
すごくいい人もいる
モラハラ男もいるんですが、人間って本当にいろんな人がいて、すごくいい人もいるんです。
結婚って、世間的に見てすごく評価されてる人が相手である必要はないし、自分もすごくいい人である必要もなくて、自分にとっていい人であればうまくいくんです。
病気だと知って、あなたに寄り添いたいと思ってくれる人を、見つけることができるときがきっと来ます。
スポーツで金メダルを取れるのは一人ですけど、結婚って誰でもできますよね?
一人の人とダメだったからこの先もう全部ダメだということはないので、どんどんいい人を探していってください。
そういう人も絶対いるので、自分に合う人を絶対に見つけよう!という気持ちで婚活するのがいいと思います。
統合失調症婚活まとめ
まぁ何が言いたいかって言うと、
- 世の中色んな人がいる
- 否定的な人もいる
- 理解のある人もいる
- 理解とかじゃなく何も気にしないって人もいる
ってことですね。
幸い婚活は色んな人に次々会えるから、ダメだと思ったらすぐ次に行くことですね。
こんな人ばっかりなの? と落ち込まない方がいいです。こんな人ばっかりではないです。
うまく行かないのは合う人に出会えてないだけですから。
自分に自信を持ってください。
同じような状況の人に、少し希望を持ってもらえるといいなと思います。
私が38歳で運命の出会いを果たした記事はこちらです。
それではまた!

