某宗教の元教祖が死刑になり、朝から報道されています。
あの宗教ほどになると凶悪すぎて、自分には関係ないと思う人も多いかもしれませんが(それでも事件後に新規に信者になる人も多かったようですが)、新興宗教って割と身近にありますよね。
成人過ぎてたら、一度も新興宗教に勧誘されたことがないって人はほとんどいないのではないでしょうか?
勧誘ほどではなくても、選挙前に「某政党をよろしく」はあるあるですよね。
今日は、宗教に傾倒して多くの友達を失った元友人の話をしたいと思います。
もくじ
宗教にハマった友人E

元友人(Eとします)は、現在、ある宗教にどっぷりとハマっていて、この宗教がなければ自分は死ぬところだったと話していました。
某政党と関わりのある宗教ではないようです。
一度パンフレット見せられたけど興味なかったから全く覚えてないので宗教名すら覚えていませんが。
Eは今でも時々私にコンタクトを取ってきて「会いたい」と言ってくるのですが、私は関わりたくないので断り続けています。
精神病だったE
Eは、私よりもかなり重度の精神病患者でした。
何ヶ月も入院していたことがあるようです。
おそらくそんな中で宗教に出会って心酔していったのでしょう。
そんなことになってるとは私もまだ知らなかった頃、何度かメールが来ましたが、内容はほぼ私を見下す内容でした。
当時私は無職だったので
というのが多かったです。
でもどちらかというとEの方こそ、病気ひどいのに焦って働き始めてまた悪化するという悪循環に陥っているようでした。
それでも「自分は働いているのでマージちゃんより上」と思っていたようです。
思うに、
と思っていたのかもしれません。
「マージちゃんの家、某宗教みたいで気持ち悪い」
変な両親っていうのは、意訳ではありますが彼女が実際に言ったことです。
私の家庭が、気持ち悪かったそうです。
などと言い放ったのですよ。
私には○○がなんだか分からなかったので検索してみたら、宗教の名前だということが分かりました。
対立宗教なのか、まだそれを言った当時は宗教嫌いでそういう言葉が出てきたのかはよく分かりませんでしたが、特定の宗教名に詳しい感じだったので、私は戦慄しました。
勧誘されたのは、それを言われた何年も後のことでした。
突然の呼び出し
ある日、急に「今日会える?」と連絡が来て、何も知らない私は出かけました。
一人友達が一緒なんだけどいい?とのことで、なんだそりゃと思ったものの、まぁいいかと思っていました。
会ったのはファミレス。同じ年くらいの女性を連れていました。
最初は普通に自己紹介とかして世間話風に話していましたが、Eはあまりしゃべりませんでした。
同席の宗教関係者
そのうち、連れていた女性が
と言い出しました。
私にはすぐ分かりました。
ある方法って何? と私が聞いてくるのを想定していたと思われますが、私は一切聞きませんでした。
怒濤のように幸せっぷりを話してくるその女性を遮って私は、「それは宗教の話かな?」とずばっと聞きました。
相手は「違うよ」と言いましたが、幸せになる方法をどうしても教えたい様子。
私は早々に「そういう話なら聞かないから。帰るね」と帰ろうとしましたが、そこでパンフレット登場。
仏像の写真。
友達をカモにしている
それ以上は何一つ聞かず、レストランの飲食代だけ払ってその場を後にしました。
それ以降、Eの誘いは全て断っています。
Eは高校時代の友人なので、高校の他の友達と会ったときに聞きましたが、他の人にも唐突に連絡を取ったりして、一生懸命勧誘しようとしているようです。
高校の友人たちの中でも、Eにとっては私が一番不幸に見えるのか、幸せにしてあげたい気持ちが強いようでしつこく連絡が来ます。
別に宗教自体が悪いとは思いません。それでEが救われたんならそれでいいと思います。
でも、人を巻き込むのはやめてほしいんです。
宗教が必要な人もいる

Eには多分、宗教が必要だったんだろうと思います。依存体質だから、何か心のよりどころがなきゃ生きていけない人間なんです。
依存体質なのは、高校時代、依存の相手を私にロックオンしてきたことがあるので、よく分かります。
私と仲のいい他の友達に嫉妬して、牽制したりしていたことがありました。
Eは、お母さんが障害者で、家が休まる場所ではなかったみたいなんです。
なので、いつも依存相手を探している。
かわいそうですが、私は母親の代わりにはなれなかった。
昔、高校時代にEが宗教に勧誘されてて、私がやめたほうがいいよって言ったことがありましたが、あのとき止めなきゃ良かったのかもしれません。
彼女はきっと宗教に属していた方が幸せだったのかも。
私は宗教を必要としていない
私は宗教を頼るつもりはありません。
死んだときにどっかのお寺で供養してもらえればいいやくらいにしか信仰心はありません。
だってお布施とか払えねーもん。
Eのことは心配ではありますが、私にも自分の生活があるので、もう二度と関わらないつもりです。
彼女自身も幸せだと思ってるんだから、そっとしておきます。
それではまた!

