喪女以外の何ものでもない人生を送っていた私に、運命の出会いが訪れたのは、2016年の6月でした。
この人しかいない! そう思えるくらいの出会いは、なんと、以前婚活で知り合った男性が紹介してくれたのでした。
もくじ
結婚はもう諦めようと思っていました
私はそのとき、婚活はもうやめようと思っていました。
お見合いパーティーでモラハラ男に二回続けてカップリングしたことで、私見る目ないんだなと思ったりして、頑張る気力がなくなっていました。
婚活は何度もくじけながら4年ほど続けていましたが、趣味でも何でもないかわいらしい服を着たり、コミュ障なのに明るい人間を装ったりして、本当の自分とはかけ離れた自分で頑張っていたのがよくなかったのかもしれません。
知り合ったばかりでモラハラ
そうやって一生懸命男性に気に入られようと頑張っているのに、男性は何一つ頑張っていないだけでなく、私の頑張りを否定してきました。
曰く
「最初はよくしゃべってたのに今日は全然しゃべらない」
「無理して出してるような声だね」
「いっぱいダメなところがあるからオレが直してあげる」
「男にはもっとこうしなきゃダメだよ」
「自分のキャラが分かってないんじゃない?」
などなど…。
私は、疲れ果てました。
男性への希望を失った
「こういうことを言うのが男という生き物ならば、一緒に暮らすなんてもってのほか」
結婚なんてしなくていい。と思い、婚活はやめたのでありました。
それなのに。
ある日、婚活で知り合った男性が唐突にフェイスブックで友達申請してきました。
降ってわいたような紹介話
ザオラルかな?と思いました。
うまくいかなかった人だし、関わりを持たない方がいいのかな?と思いましたが、この人に関しては婚活で知り合った中でも悪印象があったわけではなかったので、友達申請を許可しました。
すると、その人はすでに結婚していたようで、ザオラルではありませんでした。
そして、オレの友達にいい人がいるんだけど会ってみないか、と言われました。
断ろうと思った
私はそのときは本気で結婚あきらめるつもりだったので、お断りしました。
ええ。お断りしたんです。
そのときの断り方は、我ながら最低だったと思います。
お相手に条件をつけたのです。
車持ってない人は嫌だ、タバコ吸う人は嫌だ、同じ名字の人が多い名字の人は嫌だ。
そこで一旦立ち消えになりました。
私はむしろせいせいしていました。
もう男の機嫌取りに自分の意思と違うことをしなくて済む。と。
そのときは本気で、結婚なんてしなくていいと思っていたのです。
それでも紹介したい 再度の連絡
そのあともう一度その方から連絡がありました。
そして、
「名字とタバコは問題ないし、車持ってないで断るのはもったいない。もし持っててほしいんなら、仲良くなってから買わせればいいじゃん」
と言われました。
目から鱗でした。
いかに自分が凝り固まってたか気付きました。
後から聞きましたが、紹介してくれた人は、私がこうやって条件をつけて断ったことで、むしろ私のことが心配になったそうです。
いい人に出会えればきっと幸せになれるのに、こうやって決めつけてしまうのはもったいないなぁ…と思って、もう一度連絡してくれたそうでした。
そして、結局紹介してもらうことになりました。
喪女の運命の出会い
とりあえず3人で会ってみよう、ということになりました。
実は、先に紹介される相手の名前を聞いていて、紹介してくれる人のフェイスブック友達を辿ったら、この人かな?って人がいました。
しかも顔写真もありました。
顔を見てなんて思ったと思います?
「えっ……めちゃくちゃかっこいい……」
一回断ってしまったのも忘れてテンションが上がる私…。
初対面で心を決める
そして当日。目の前に現れたその人は、背はちょっと低かったものの、私の大好きな細身でした。
マジの一目惚れでした。
その日は三人で飲みましたが、一人は知り合いなためうまくフォローしてくれたし、婚活とは違っていつになくうまくしゃべれました。
婚活で知り合った人とは違い共通の知り合いもいて、身元は確か。
私のテンションは最高潮。
一回断ったのにね!
婚活してたくらいなので、どこの誰とも分からない人と結婚する覚悟はあったつもりだったけど、ずっと「実は前科があったらどうしよう」とか思っていたことは否定できないので、共通の知り合いがいる相手とのご縁、しかも好みのタイプとなったら、もう「これが最後のチャンス」という感じでした。
速攻つきあって速攻プロポーズ
なので!私は、知り合った2週間後には「これからどうしますか?」と聞きました。
この人しかいないと思っていたので、フラれるなら早い方がいいとも思いました。
相手は「つきあいたいと思っています」と言ってくれたので、その場で交際成立。
そしてその二ヶ月後にもう一度「これからどうしますか?」と聞きました。
そしたら「結婚したいと思っています」と言ってくれました。
なので、正式に言ってください、とお願いして、「結婚してください」と言わせました。
あの日はめちゃくちゃフワフワしてました。
ずっと夢でしかなかったことが実現した瞬間でした。
そのプロポーズが8月。
で、その4ヶ月後の12月には入籍しました。
知り合ってからぴったり6ヶ月のスピード結婚でした。
自分がこんなに肉食だったのかと思いましたね。
多分、肉食を発揮したい相手に出会えればきっとなれるんでしょうね。
否定しない人
婚活で知り合った人に限らず、昔から私は、男性というものは私を否定するものと思っていました。
まぁ色々いじめられたりもしましたしね。
でも夫(はぐメタさん)は何一つ私を否定しなかった。
一度はぐメタさんに「私を否定しないところが好き」と言ったことがありましたが、そのときはぐメタさんは
「マージはもっと自分に自信を持った方がいい。オレは知り合ったとき、絶対オレの方が愛想尽かされるなって思ったよ」
と言ってくれました。
泣きました。
お互いに尊重できる運命の人だって思いました。
今、結婚して一年経ちましたが、その認識は間違ってなかったと思うし、毎日この人が好きだって思いながら生きています。
ずっと、恋愛運にだけは恵まれないと思いながら生きてきたけど、むしろ一番恵まれてたのは恋愛運だったのかなって。
38年間、この人に出会うために独り身だったんだって、自然に思いました。
「諦めた時に出会いがある」は本当だった
「諦めた時に出会いがある」って、独り身でいるときにまことしやかに言われる言い伝えというか都市伝説みたいなもんなんですけどね。
マジでその通りでした。
本当の本気で諦めたときに出会いがありました。
肩の力を抜いた方がいい、ということなのかもしれないですね。
私ははぐメタさんとこれからも幸せに暮らしていきます。
惚気まくりになってしまってすみませんでした。
惚気はこれからも小出しにしていきますね(≧∇≦*)
最後までおつきあいありがとうでした。
婚活関係の有益情報をまとめた記事です。